2017/07
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【剛健の絆】 3











「…剛」







「剛───!」


───────はっ!!


剛「健───!!」

井「失礼な

剛は、打ち合わせ室で倒れ、そのまま横になっていた。

剛「・・・・・」
健は?と、いう言葉すら出てこなかった。

井「…今、坂本くんと長野くんが…マスコミ対応も含めて病院に向かってる。俺らも行きたいけどさ、こういう状況で全員そろうっていうのも、さ。…それに…まだ家族以外は面会謝絶だからどーせ会えねーって。」

剛「へっ…岡田は?」
井「いる。今、みず」
岡「剛くん!!」ドンッ!!
井「痛って!テメ」

岡田は、剛に顔を近づけ心配そうに覗き込んだ。
岡「大丈夫?剛くん、1時間ちかく倒れてたんだよ。っていうか、ずっと傍にいたのになんで井ノ原くんの声で眼が醒めたの…?
 「まぁ…眼が醒めたんならいいけど。はい、水。」

井「岡田、なんでそんなに落ち着いてんだよ!!」
岡「だって…実感わかないっていうか…」
井「も、いーよ!!俺も行くから!!剛は岡田が連れて来い!!」

岡「え、ちょっ」

───バタン───

岡「行っても会えないんだってば…」
剛「岡田は行かないのかよ」
岡「行くよ。剛くんと一緒に。」

本当に、やけに落ち着いている。
やっぱドッキリなのか?
いや、でも逆にドッキリなら岡田がこんな落ち着いた演技する訳…な……い

剛「…岡田?」
岡「・・・・・ん?」

か細い声だった。
冷や汗が…頬をつたってぽたり、とおちた。

演技ではない。

手が…

ふるえている。

剛「岡田、」
岡「うん、」

剛は、その手に触れ

剛「大丈夫だ。」

と、言った。

岡田に言ったのか、自分に言い聞かせたのか、わからないけれど。

その手に、水が落ちた。
岡田の涙だった。

岡「…うくん、剛くん」
剛「ん、」
岡「健くんが…」
剛「うん、大丈夫だろ。」

ちっともそう思っていないくせに、そう思いたかった。
何故だろう…あんなに…目の前から消えてくれ、と思っていたのに。
俺は…何でそんなことを思っていたんだろう?

そんなことを思いながら、
剛は、岡田の顔を自分の肩にのせた。

これが森田岡田ドッキリなら、きっと滑稽な映像だろう。
エスピーで鍛えたゴリマッチョを、チビッコギャングが よしよししているんだから。

でも、
俺には ちっとも不自然じゃない。

・・・・・想い出すな・・・昔、よく長野くんが岡田をこうしていた。



(岡:────くん、長野く~ん。)
(長:どうした?岡田?また泣いて。いじめられたか~?)
(岡:また、健くんがデブっていうんだもん)
(長:はは…っ今迄は剛と2人きりだったからな~戸惑ってるんだよ、健も。 ほら、おいで岡田。)
(岡:ながのく~ん、俺、長野くんはすきだよ。長野くんとなら結婚したいもん。)
(長:そっか~剛は…?)
(岡:剛くんは…わかんない。カッコイイけど…カッコイイから緊張するし、黙ってるからよくわかんない)

↑ドアの外で剛くんがきいている。


…あれからもう15年なのか…


そこへ、デビューから一緒にやってるコンサートスタッフが入ってきた。

「おい!健の意識が戻ったってよ!!って…何してんだ お前ら。
岡田泣いてんのか!!昔からなんにも変わって無ぇなぁ~育ったのは外見だけか!」

゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜

                  つづく
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いてこ まし蔵

Author:いてこ まし蔵
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妄想とは
その考えに並々ならぬ確信を持ち、説得などによって訂正不能で、その内容が非現実的で不可能なもののことである。

ヤスパース(Karl Jaspers 1883~1969)

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