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笑顔は fake
囁きも fake
優しさも fake
いまぼくは抜け殻の fake
愛される fake
価値のない fake

でも

離したくない

゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜

 
クリスマス色に染まる街に溶け込めず
その街を歩く倖せそうな人々は
何だか…自分とは違う世界に生きているようで

その違和感は、あの時から変わらず自分の中に、ある。

あの時…

当たり前に続くと思った平凡な倖せを…家族を、事故で亡くした日(※)

(※虎之介は、幼い頃に両親と姉を事故で亡くしている。車ごと海に突っ込み、虎之介だけが助かった。)

あの日から、時々…ひとに感じる違和感。
上手くは云えないけれど、それは『倖せに満ち足りた家族』に出逢ったとき
「君も今日は家族のつもりで…」そんなときに感じる。

年末が近づくと
違和感が街を包み込む。

それが、言葉にできないくらい
つらい。

お前は不幸なんだと
間違っているのはお前の方だと
間違ってるから不幸なんだと
云われているみたいで。


と、


剛「虎!」

愛しい人の声で虎は振り向いた。
剛がかけより、肩と肩が触れ合うほどの距離になった処で、剛はあわてて拳ほどの距離を空けた。

この時期、ましてや人混みの中、
手ぐらい繋いでも誰も気に留めないような気がするが…。


そんな剛が可愛くて、
急に手を握ったらどんな反応を?
それが見たくて 手を握る。

<差し出された手を取って>
<引き寄せられたら抱きあって>
<求められたらくちづけ>
<体温(ぬくもり)重ねる>

でも…

<いつからか I lost my heart>

『違和感』は、消えない。

<操り人形のように>

これでいいのか、

<むじゃきなその声に応えるだけ>

『倖せ』はこれでいいのか、


<笑顔は fake>

笑顔はこれでいいのか、

<囁きも fake>

『愛してる』ってこんな感じ?

<優しさも fake>

どう云えば愛してくれるのか、
嗚呼…

<いまぼくは抜け殻の fake>

<愛される fake>
<価値のない fake>

…でも
離したくない。


剛「あ…」

虎「…ん?…あ、」

雪、だ。


<Faith 知らないことの>

虎「…なぁ、剛くん」
目を見なければ云えるだろうか?

<Faith しあわせもある>

雪を見上げたまま話しかけてみる。
剛「あ?」

<Faith 割り切れるか?>
<Can't make my love fake>

剛くんが、こっちを見てる。
頬に視線を感じる。

<ならばすべてを>
<Faith 打ち明けるのか?>

この寂しさ
この空虚

<Faith なにもかもなくす覚悟で>
<Face my faith>

虎「―――はやく手ぇ以外も触りたい」

剛「―――バッ///!! (手を振り払い)手も触らせるかッ/////!!!」

また云えない。
まだ溶け込めない。

本当の自分は違和感と不安だけなのに
笑顔と温もりで誤魔化した、


fAKE


――fAKE――


(画像提供@jun_ni_koi



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